居合 伝達講習会と昇段審査

朝は普通に起きて支度して、居合の講習会の会場、盛岡市武道館に。
いろいろ細かい講習を初めて受けた。
3本目、5本目と8本目は技の流れ自体に学びがあった。

午後の実技講習は結構疲れたなぁ。
まぁ、できてないなって思いながら頑張った。

昇段審査は1本目は古流として、あとの指定技が2,3,6,9。
2は予想外だったな。握りちょっと浅いまま抜き付けちゃって少し下に剣先が向きすぎた。

後はちょっと時間がかかりすぎた。

審査結果、四段合格をいただいた。

数名の先生方に、直すべきところとして、脇が開いている所、目付など。
一つ一つ直すのにかなり時間がかかりそうだが、次の目標としては良いのではないだろうか。
右ひじとか左ひざの調子がいまいちなので少し休んで、また始めようと思った。

娘がABCクッキングでレモンケーキを作ってきて、それがお祝いケーキになった。
おいしいケーキだった。

 

ーー学科

平成19年3月14日制定の財団法人全日本剣道連盟「剣道指導の心構え」の「剣道」という言葉を「居合道」に置き換えたものを指導者として意識している。

【刀の本意】

居合道の正しい伝承と発展のために、剣の理法に基づく刀の扱い方の指導に努める。 居合道は、刀による「心気力一致」を目指し、自己を創造していく道である。「刀」は、相手に向ける剣であると同時に自分に向けられた剣でもある。この修錬を通じて刀と心身の一体化を図ることを指導の要点とする。

【礼法】

相手の人格を尊重し、心豊かな人間の育成のために礼法を重んずる指導に努める。 居合道は、勝負の場においても「礼節を尊ぶ」ことを重視する。お互いを敬う心と形(かたち)の礼法指導によって、節度ある生活態度を身につけ、「交剣知愛」の輪を広げていくことを指導の要点とする。

【生涯居合道

ともに居合道を学び、安全・健康に留意しつつ、生涯にわたる人間形成の道を見出す指導に努める。 居合道は、世代を超えて学び合う道である。「技」を通じて「道」を求め、社会の活力を高めながら、豊かな生命観を育み、文化としての居合道を実践していくことを指導の目標とする。

 

自分は、日々できる限り稽古を重ね、共に学ぶ人たちと技を磨き上げていくことに重点を置きたい。

自分はなかなか上達していないが、稽古の中で刀を振り続けていることで気が付くこと、思うことがある。これらを指導する際に伝えていければ、つまずいている人がいた場合に、より近い立ち位置で技に対してのヒントを与えることができ、よりよい指導ができると考えている。

稽古環境を育てつつ、安全、健康に留意して生涯居合道を実践していけたら、歩んできたところが道になっているのではないだろうか。
指導者の立場になったとき、指導を受ける者の人格と個性を尊重しながら、指導を受ける者とともに修錬に励み、それぞれの技能の向上に努めたいと考えている。