そろそろ、決断してもいいのだろうか。

BMW K1200Sの試乗をしてきた。ちょっとの距離なのでわからないと思い、まずは特徴であるブレーキと加速感をみた。

  • 姿見:

996 研ぎ澄まされたような鋭いデザイン。攻撃的に見える。
K1200S 最近の国産SSのような幾分でっぷりとしたデザイン。それが野暮ったくもかんじられるが、空力上優れているのかもしれない。

  • またがってみる:

996 明らかに前傾姿勢。足付きはよい。
K1200S 幾分立ち姿勢に近く、足付きもよい。

  • 振ってみる:

996 それほど重く感じない。
k1200S ちょっと重さを感じる。

  • スタートしてみる:

996 排気音とエンジン回転数、実際の加速感が指数曲線的に伝わってくる。
K1200S エンジン回転数というよりアクセル開度に直線的にスピードが上がるというかんじ。モーター的であるが、排気音がスポーツっぽい感じをさせてくれる。

  • ちょっと急ブレーキをかける:

996 前に体がよって、前輪が下がり気味になる。姿勢を保つのは腕に力がかかる。
K1200S 自然に止まる。少し変な感じがするくらいに軽く止まる。

  • 60kmくらいでゆすってみる:

996 それなりにひらひらと
K1200S ちょっと重い。

  • 一気に加速してみる:

996 加速感を思いっきり感じる。
K1200S なんとなくスピードだけは出ている。

なんか、あまり996より面白いところは見つからない。車体への慣れもないので乗れるが操れていないというのもあるのかもしれない。ウィンカー操作も最後まで慣れない。

加速とかひらひら踊るとかそういうのは楽しめない様子。移動する時の安定性、120km/hくらいでの巡航などにはいいバイク。ブレーキの安心感から峠の下りでもそこそこに楽しめるバイクだろう。フロントのサスはなかなかいいものだと思う。少々運転が下手でもバイクがカバーしてくれるバイク。変な過信につながりそう。安全に乗れるバイクかもしれないが楽しいものなのかは最後まで疑問が残った。国産SSもこんな感じなんだろうか?