こと、人間関係を築くのが面倒に感じる。

今日は休み。外は快晴。幾分風が強いが、山頂に雲を引っ掛けている岩手山山麓付近の緑がはっきり見えた。右手の親指が痛い。深爪したようだ。
そうそうに八戸線めぐりに出かける。寅壱上下にバイクジャケットを着込み、皆が会社に入る時間帯にバイクで走り出る。やはり風は強く、横に流される。

雨上がりだからか、道路端の草木が色鮮やかであり、先日まで春もみじを作っていた木々はすでに新緑でゆっくり走っても飛ばして走っても気持ちよかった。
平庭高原の白樺林はようやく点のような緑が枝の先端に見えたし、久慈渓流では山ツツジが咲き誇っていたし。
まずは侍浜駅に向かう。腕木式信号機の名残の柱とレバーとケーブルが残っていたのを思い出し、一度カメラに撮っておこうと思って。続いて有家駅に行き、その周辺から海を眺める。腕木式信号機の本場(笑)陸中八木駅周りでいくつか写真を撮った。鉄道ファンが腕木信号機とうみねこ号を画面に入れようと待ち構えていた。僕はその様子を時々海の音に耳を奪われながら見ていた。
産直でウニ玉丼をたべ、いっしょに頼んだ餃子に後悔し、二戸市内に入って水出しアイスコーヒーを飲む。いい味だった。

そのあと、仲間とちょっと走ったのだが、彼らは上手いのか恐怖心が無いのかどんどん先に行き、明らかに高排気量の僕は遅れをとった。技量の差だなと少し寂しくもなり、こういう気持ちを抱かないために、人と走るのは避けようと消極的な策をとることにした。