年頭の所感などと言うものは具体的に考えておらず、「このまま世の中の水におぼれるか浮き上がるか」そんなことを考えながらボーっとしたりした。

朝はそれほど寒くなかったが雪が積もっていた。両親に甘えてしまって雪かきの手伝いも何もしなかった。実家のあたりは例年雪はそれほど積もらないのだが今年は西根より多いと思う。実家前の道路の雪は結局解けずに一日が終わった。
南天?の赤い実を鳥たちが啄ばみに来ていた。うちの親はインコを飼っていた頃はそのえさを少しだけ庭に蒔いて野鳥がやってくるのを見て楽しんでいたが、インコがいなくなってからはやらなくなったようだ。それでも、野鳥については僕よりずっと詳しい。


妹にせがまれて海を見に行った。大谷海岸で浜辺に少したたずみ、そこまでの道中に見た漁船に大漁旗が揚がっていたのを思い出し、気仙沼港ならもっとすごいだろうと期待して見に行ったがちらほら見えるだけで面白くも何も無かった。遠洋漁業に持っていってしまったのだろうとどこかで納得しようとしたが、揚げない理由が不景気だからだったらいやだなぁ。


朝は普通に正月料理。イリコに黒豆、きんぴらごぼう数の子、後何か出たが記憶に残っていない。お昼はもちをついてくるみ、じゅうねん、お雑煮。夜は僕のリクエストのカレーとうちで採れたサトイモの芋の子汁。なかなかおいしかった。