そんなXRで出かけてきました。主な目的は映画「ULTRAMAN」を見ること。朝の時点ではエイリアンvsプレデターどっちにするか迷ったのだけど慣れ親しんだウルトラマンにした。でもウルトラマンというよりネクサス・・・ザ・ネクサス。
ストーリーは予想に反せず単調であって、撮影のほうも自衛隊の戦闘機がでて、出演者もなかなかに自衛官もらしく演出されていた。自衛隊の協力を得たことからなのか自衛隊をちょっと持ち上げすぎているようにも感じた。

 完全に横道にそれるが僕は自衛隊の働きと自衛隊員の個々人の志気と能力のすばらしさはわかっているつもり。生き方としてもかっこいいと思うし、力にはなれなくとも応援している。結果として自分が自衛隊員になれなかったという妬みに近いうらやましさが多少あるからだろうか、このところどうも危険な感じがする。専守防衛とか言っているのだが過剰防衛的な路線に走り出しているのではないかというところだ。災害援助も広報部でそれを最大限に利用して盛んにアピールして地位向上を目指しているように見える。十分特別公務員として優遇されているのに更にかという気さえする。映画の中でも、人間を一人国民の知らないうちに拉致監禁している某国のような行為をし、それが間違っていないかのようにストーリー展開し、それに違和を観ぜず映画を見る子供がいる。災害救助隊と軍に分ける時代に入りつつあるのだろうか、シビリアンコントロールも怪しくなってきている。軍事国家へ近づいているというのはあまりにも突飛かな。

 元に戻すと自衛官の親子が映画を見たらものすごく親のほうが感動するのではないだろうか。子供のいない僕でさえ、なんとなく父親の気持ちがわかったような気がした。親子で見て子供はあまり面白くないだろうが親の方は少し涙がこぼれてもいいような準備をしておいたほうが良いかも(笑)

ウルトラマンの映画を見て、時間が合えばエイリアンvsプレデターに行こうと思ったがかみ合わなかったので友人宅に先日の忘れ物を届けに行った。そのあと雫石のけんじワールドに友人の作品展示サイトを見に行き、そそくさと帰ってきた。寒かったけれど岩手山がきれいに見えていいツーリングになった。

ガソリン、西根で107円、雫石112円、滝沢107円、盛岡106〜110円。それほど距離が無いのにこの価格差。


スマトラ島沖の大地震。もう死んでしまったが母方の祖父が2回の三陸地震津波の経験を話してくれたことを思い出した。ハワイで津波が観測された情報が入ったのが遅かったらしい。慌てて裏山の神社に駆け上がったという話。そのあと、津波はこりごりということで一家で北上川沿いに引っ越したのだがそこでもカスリン・アイオン台風水害にあい大変な目にあったそうな。それで結局その町の山の天辺に家を建てたという話。