海上自衛隊のサイトが新しくなっていた。久しぶりに見たらかっこよかった。これを見たら男なら入隊しようかななんていう気になるね。いまさらながら、「自衛隊、かっこいいじゃねえか」とあらためて思った。実際入隊していたらどうだったんだろうと、ありえない人生を考えたりする。一生後悔するのだろうか。僕はリーダーシップにかけるので偉くは慣れなかったろう。人のために・・・というのはかっこいいとおもう。消防士にしろ、警官にしろ。その点から言うと、今の会社での会社員はあまり格好よくないな。よくわからないものを作ってよくわからない価格で売っているわけだから・・・。人のために役に立っているんだろうか。時々詐欺の片棒を担いでいるのではと思うことがある。


2時間ほどその会社に行って仕事をしてくる。ペプチド合成反応をかけてきた。とはいっても不純物の別途合成、主なる仕事ではない。でもさ目的の不純物を作るって言うのも結構難しいんだよね。不純物を類推して、当たるかどうかが。

仕事を終えて、新安比温泉に行こうと思ったが六尺ふんどしだったのを思い出してやめた。さすがにちょっと抵抗があるのだ。人前で締めたり外したりするの。越中ふんどしならそれほどでもないんだけどさぁ。

夕方、暗くなって雪が降りしきる中花輪線が僕の車のすぐ横を走る。松尾八幡平駅を出たばかりの2両の花輪線はゆっくりで、ちょっと混んでた国道282号を、走る僕の車に並走。花輪線のヘッドライトがきれいで、雪を身体につけたキハ58がたくましく見えた。黙って粘り強く・・・東北人っていう感じがしたよ。

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ちょっとだけ気持ちの中に時間があったのでKSRで家の周りをグルグルっとまわりました。
となりの売り区画などにも足を伸ばしましたが、それでも100mにも満たない周回コースです。

家の裏でタイヤがスタックしてしかもエンストを起した時、目の前にとても白いキャンバスが広がっていました。
朝から積もった雪は時折風に吹かれてその上を流れていきました。

せっかくのキャンバスだ、絵を描いてみようとまず目を閉じて考えてみました。
キャンバスを試しに土色に染めてみると
そこは砂煙上がるガンマンの決闘シーン、西部劇の舞台に。
赤く染めてみると、人類が降り立ったことない荒れ爛れた火星の地表に。

今度は本番と目を開けてみると白いキャンバスは冬の太陽の何倍もの光で僕の目を攻撃し、何色にも染まらないと強く言っていました。
そうか、そうだよなと、一時とは言え愚かな考えをした僕とKSRは負け犬のように家の表に戻りました。

表の庭でアクセルターンなど試みてもタイヤがすぐ空転し全然ターンなどしないのでやり場の無いはずかしさは消すことが出来ませんでした。