朝は普通に出勤。少し暖かい感じがした。会社について営業グループの方で先輩が後輩に少し強い口調で指導しているのが伺えた。内容をちょっと聞くと、昨日からてこずっていた案件のこれからの営業の動きを指示したもののハッキリしないということで先輩がいらついていたらしい。何でそんなに相手に会うのに躊躇するのかわからないと。
そのあと、指導されていた人と、うちの企画グループの人間一人が加わってその案件の見積もりについて話をする。設備投資が必要であること、コスト面では過去実績の無い反応系を実施することになるので予測が難しいので精度は低い可能性がある等々。3日で設備投資費用、反応危険性などをまとめるなどという横暴は無理なのだが、形としてまとめた。本来なら同席した企画の人間が自分でやってもいいはずなのだが・・・。
午後は別の原薬の見積もりを作成。ある程度オリジナリティーを加えて製法を考え見積もるがどうにも高い値段がつく。一時的にコストを出して、修正が効くかを相手に相談して少し詰めた形で話しにしたいと思う。

そのほか来年度以降の事業運営について、今度営業部長になる人から面談的に聞かれたので具体例はあまり挙げず自分の考えている方針などをいう。ほかの人にも聞いていたようだから現在事業部長の思いつきでやっているものの成功確率みたいなものは告げた。
夜は6人で寿司屋で軽く飲んだ。メニューが切れた物が多く、ちょっとなんだろうとおもったが、特別困ることも無かったのでこういう店なのだなと。

来年度は売り上げが落ち込み、営業利益は赤。翌年も回復の目処が立っていない。
営業スキル・技術的知識の無い営業に開発の人を吸い上げて、これからの金を作る開発者たちを減らしたり、品質保証の人員を増やさないできたツケがきたものと思う。道が違うと説明しても聞かず、人事異動などを強行、海外お遊び出張してきた人間たちは罪深い。社長はそれに気がついているのだろうか、まさか稚拙な話術にだまされているのではないか?
説明してきて後半無駄だとあきらめた自分も問題だとは思うが、これからどうするかを積極的に周りに進言して事業部長をお飾りにして、いろいろ動いて少しでもネタを作って売り上げ増の可能性を拡げたい。
自分は、これからも開発から営業までの展開ストーリーなどを説いて、資料なども数つくり、開発末端仕事までこなす日々が続く。表には出ないが重要な仕事だと自分は思うが、自分がいなくても、事業業務が回るのなら開発に戻り、アイテム創出に力を使いたい。