このところ朝はあまり早く起きていない。出勤もギリギリを争う時間帯。
仕事に熱意が無いというのもある。それはなぜか。事業部の動きが全く自分の考え方と違うから。人の意見を聴いてくれる人だと思っていた事業運営者たちが我の立場を保全するだけに深い考えなく動き始め、変なプロジェクトをつくってそれは意味があるようなアプローチを経営陣にしている。それを見て、興ざめ状態。

これではいけないと、少しずつベースつくりに動いているが、うちの会社に正しいと思うことに自分から行動する人がおらずさらに消沈状態。
プランニングから少し身をひいて、その間に自分で計画を立てて示してみようかと思うように。

午前中はインド企業とのミーティングがあったが、インド企業との仕事も上手く行くはずは無く、後始末をさせられている気分で仕事的に鬱。お昼は一人始めてのうどん屋に行くが接待面で気分を害し、うどんも僕は美味しいと思わなかったのでもう行かないだろう。午後はひとつ大きな案件を残念ながら断ることにしてさらに鬱々。

それでも仕事は思ったより早く終わる。自分でも一日でよく仕上げたなという案件などがあったり、内容が薄かったわけではない。

職場から定時に帰って家に。そこでちょっと家事をやって出発。稽古場には19時に着いた。
そそくさと防具を出して、道着に着替える。日中は暖かだったけど、夜はそれなりに冷え込んでいた。
胴垂をつけて少し準備運動。すると、小学生たちの稽古が一休みで、元立ちになって欲しいということだったので、面をつけて少し柔軟をやって元立ちに。
面の打ち込み、小手面の打ち込み、普通の打ち込み、掛かり稽古。
掛かり稽古の元立ちをしているとき、先生にすりあげ面とか自分で技を試してみるのもいいのだよといわれたのでいくつかやってみたが上手くなかった。まだまだ自分には技が身についていないなぁと自覚した。

最後に切り返しをして子供たちの稽古が終わった。

大人の部といっても先生が二人しかいないので少しさびしい。子供たちも3人しか残っていなかった。
剣友会の近い将来があまり明るくないという状況が再認識された。子供たちの入会が少ない。少子化だけではなくなにか剣道そのものに問題があるのか剣友会に問題があるのかなど。

一人目の先生は年配の先生。丁寧な剣道をされる。今日は最初に少し基本練習をお互いにした。切り返し、大きく面、小さな面、小手面、出ばな面、出ばな小手をした後で地稽古に。面を中心に時折小手を打ちながら稽古。二本くらい決まったなという感触があった。まだ相手との間合いや、本当の意味での攻めていくというのが出来ていないなとおもった。さらに打ちにいくタイミングというが判っていないなぁと。

つぎは七段の先生と。面の打ち方でアドバイスがあった。出小手を取られやすいの理由のひとつに竹刀を引きながら面を打ちにいっているということ。そうやっているという自覚はあったが正しくないという認識は無かった。
先生は左手を少し押し出して右手をさらに押し出すように面を打つと小手や面に隙が出来にくいと。確かにそうかなと思った。
それを踏まえて地稽古。さっぱり上手くなった気がしない。でも、先ほど教わった面を打ちに行ったりした。

剣道での攻めるというのは実際には難しい。ただ打ちにいっているのが攻めではなくて威圧するというものでそれが僕には出来ていない。これが出来るようになりたい。