久しぶりに剣道にいける。
道着や袴を畳み、部屋に干してあった面と小手をしまい、越中ふんどし六尺褌に締め替え、いそいそと寅壱鳶装束に着替えた。バイクのエンジンがなかなかかからず、キックで結構疲れた。
走り出すとリアタイヤに違和感を感じた。空気が抜けている。寒さなのかチューブの空気入れ口周りが裂けたのか走れそうだったのでそのまま稽古場の小学校体育館に。

稽古場について道着と袴に着替える。子供たちはすでに稽古も半ば。僕が面をつけて元立ちとして打ち込み稽古、掛かり稽古などをする。掛かり稽古は子供たちを促したいのだがいまいちしっくりくるやり方が出来ない。声もかけてあげればよいのだが、真剣になると声がでなく黙々となってしまう自分はちょっと下手だなと。

そのあと少しだけ大人の稽古。
一人目は最年長の先生。切り返し、面うちをやったあと、攻めて相手が動いたところを面に行くということを練習した。なかなかタイミングに打ち込めない。動いてから体制を整えて打ちに行く感じ。長ゴムが緊張状態にあるような感じで手を放すとすぐ撥ねる感じに打てればなと、足をちょっと準備してダンと打ちにいけるように工夫したがいまいちやりきれなかった。
そのあとは同様に攻めて相手が出てきたところを小手。こちらは手首を返して打つのではなくて、腕を伸ばして打ち締める感じ。手首を使って打つのが習慣付きつつあったので、修正できて良かった。これは出小手、出ばな面の練習である。相手の居つくところ、出ばなを攻めるというのは剣道の大切なところだが、僕はあまだよくわかっていないようだ。

次は小学生の相手。地稽古。僕はまっすぐ面を打つ。小手を取ったり、意味も無く小手面を打ったりした。相手も出小手などを打ってくる。全部よける気ならば裁いたり打ちよけたりできるのだが、いい感じで打ってきたときは面を打たせたりした。

二人目の先生。相面が中心。僕もいろいろ試行錯誤しながらまっすぐ打つ面ばかりで攻めた。なかなか面は取れないがいい稽古になった。先生に言われたわけではないが、攻めるときの足捌きがちょっと雑かなと。左足が右足を越えることは無かったが、左足のける力が落ちていて、その分足を継いで打ちに行かなくてはならず、ちょっとぎこちない感じになったりした。

ここで稽古終了。子供が7人、大人が僕をいれて3人の少人数な稽古となった。

久しぶりに剣道をやったが、体力よりも左足の跳躍力みたいなものが落ちた気がした。いつもより近間でないとちゃんと打てない。
また稽古まで日があくが階段や素振りとかして筋力が落ちないように維持したいと思う。

家に帰る前にコンビニで唐揚げ弁当。カロリーは高いだろうが、まあいいかぁ(笑)