朝は少し早めに出勤し、面倒なプロダクトリストの作成の周辺資料の整理をする。足りない分には開発部門に頼み、暫定データなどを入手する。
とある医薬品中間体の合成ルートなどを考え、文献などを調査するが欲しいものはなかなか見つけられず、自分のルートで製法試算などをした。
午後には共同事業をしようという会社の技術社と具体的な動きを示しそのように進めることになった。
そのあと引き合いの対応に営業から文句を言われ、開発・工場サイドと調整。この営業の投げっぱなし姿勢は是正しなければと思うが、事業のトップが営業畑なのでうまくない。
事業計画と、開発計画の素案を作るのでその下書きなどを描いたり、営業のプレゼン資料などを作成したり実に何でもや的な仕事をするが、どれも誰かに教わってやっているわけではなくやっている。過去に手をつけた人がいても思いつきで継承できる形になっていないなどいろいろ夕方ごろには不満が鬱積していた。と、時には愚痴っぽいのを。誰もやらないのをやり、それなりに事業骨格を成すものをつくり、それで文句をいう奴にゃぁ・・・と。
定時を少し過ぎて職場を離れ、空を見ると雲行きがとても怪しい。電車に乗って立石を過ぎた頃には雨が降り始め、高砂の駅に着いたときには雷も雨も激しくなっていた。土砂降りの中、家に帰り稽古に行く仕度をしたが、さすがに雷が近いので様子を見る。雨が少し小降りになり、雷も遠ざかったので稽古場に。
子供はやはり少なかったが、僕が道着、防具をつける頃にはパラパラと人が増えてきた。
小学生の打ち込み稽古、地稽古などに20分くらい元立ちとして立ち、そのあと、僕ともう一人の大人が打ち込みと切り返しをして、前半の稽古は終わった。このとき準備運動をさぼった所為か、右ふくらはぎが痛んだが、肉離れとかではないので様子見ながら続けることにした。
一般の稽古では新宿の剣友会から来ていただいている先生に稽古をつけていただいた。面を打つ上で、右足の準備というか、左足の蹴れる体制をとっておくということを教わった。以前、7段の先生にも別の形で教わったが、それが合ったので理解しやすく、実践できた。とはいえ、過去に一度教わったことができていなかったことでもあり、復習を含めてもう一度過去の稽古を思い出してみなければと思った。
次にうちの剣友会の先生と稽古。面を打って出た。いいタイミングで出れたときと、そうでないときがあってまだばらつきがあった。
雨が降ったのに、気温は下がらず蒸し暑かった。じっとしていても僕などは汗が止まらなかった。右ふくらはぎの違和感がちょっと気になったので時間がもったいないと思ったが、無理せず止めることにした。
カカトを浮かせて、前に倒れこむように面を打つという練習を、剣友会に入った頃にやったが、それと同じ事を今日も教わった。前に教わったときはよくその意味が理解できていなかったが今日はそれなりに判った。少しは進歩したでしょう(笑)