朝起きると土砂降り。時計を見るとまだ5時半。もう少しと携帯のアラームをセットして二度寝。7時半に再度起きて仕度を始めた。まずは剣道具をしまい、道着袴をたたむ。シャワーを軽く浴びて六尺褌をしめてトレーナーとジャージ上下、その上に雨カッパをきてバイクで稽古場に。
 いつもより少し遅く着いた。着替えをして胴垂をつけた。体育館内を3周走る。そのあとすり足の練習。竹刀を中断に構え、最初はゆっくりと25m位の距離を前進、後進と往復する。そのあとテンポを上げてやる。そして準備運動、素振りは子供たちのペースよりは遅れ加減。やっぱり竹刀を振る速度が遅いのかもしれない。蹲踞素振りは僕にはちょっと膝やアキレス腱の負担が大きいのでちょっとキャンセル。
 今日はいつも面をつけるのだが、足の練習が入った。2人でペアを作り、一人が頭の前に竹刀を横に構える。それをもう一人が面を打っていくというものだ。25m位の距離を横に構える側は後進、面を打つ側は前進。最初は一本ずつうち、次は連続うち。かなり疲れる。それをそれぞれ4往復位する。そのあとは間合いを保ちながら全後進する。剣先をいつも同じ状態に保つのは中々難しい。後進側がコントロールし、前進側はそれに合わせるという感じ。これも4往復くらい。そのあと、早くしたり遅くしたりする。
 足捌きがちゃんとできている人とできていない人の差がでる。

 そのあと、先生の一人にお願いして形を教えてもらった。一級の試験用なので3本目まで。打太刀、仕太刀それぞれを教わる。一本目は左上段から面を打ち、それを下がってかわし、面を打つ。二本目は中断から小手を打ち、相手はそれを抜いて小手をうつ。三本目はみぞおち辺りを突き、それを相手はおさえ、突きに出るというもの。
 今日は足の出し方、流れを掴むのも怪しいくらいだったが、ちょっと前に頭の中で整理したらある程度おぼえていたので、シャドー剣道じゃないけれど少しやれるかなぁと思った。普段の稽古とは足も何も違うので難しい。3本目が一番難しい。

 大人の稽古ではまずは面うちなどを教わった。どうしても腰がついていかない。今日は特に足が疲れてしまっていたので余計かもしれないが、途中から左足の引き付けを意識してやると腰が乗るようになってきた。3人の先生と稽古をしてもらったが、面うちはある程度よいですねといわれるようになった。まっすぐ打って、そのとき腰もついていけるようになれば大分変わってくるかなぁと思う。
 あと、竹刀の打突の瞬間の手の内の絞りだが、左手は親指を地面に刺すように絞って左腕をまっすぐ伸ばすようにするとよいよと始動されたが、最初はできなかったが、最後には少し出来るようになってきた。いい面が速く打てる感じがする。間合いに入るのはそれ程差がなくとも、その打突へのスピードが大きな差になっているように感じていたのでその点を埋めるのにいいことを教わったなぁとおもった。