泣ける

俺を心から泣かせてくれるような・・・その理由付けは不幸でも幸せでも良い・・・民謡を聞いてみたい。今日はなんとなくそう思った。ライブの津軽三味線の迫力、畠山孝一さんの南部牛追歌などなど。
NHKの金曜ショーを見たから。

ピアノのコンサートとかそういうものには今まで縁が無かったがそういうものに出会いたいとは思っている。ジャズのライブなんかでは本当に場の雰囲気に「乗らされる」ということは数回あった。クラシックでは今のところ無い。

いままで、本当に素直に喜んだ経験といえば、バイクの限定解除くらいしか記憶に無い。ヘルメットを被ったまま控え室に戻り、涙が出たのを覚えている。人目も気にせず「やった〜」と叫んだような記憶もある。高校受験も、大学受験も上を目指しそれほど努力したわけではない。ただ学校に行って試験を受けたら受かったというかんじで感動は無かった。冷めた奴なのだ。

最近津軽三味線が流行り傾向であるが、これは世の中の人も同じようなものを求めているからなのだろうか。本物に気が付き始めたのだろうか。もう一度、日本を見直そう。そんな一日だった。
袴のたたみ方だって知らない日本人。非日常化した日本の生活文化の基礎を身に付けておこうと思った。

高橋竹山のCD、畠山孝一のCD。これをゆっくり聴けるだけでも今夜は良い夜だ。