そのKSR−2に六尺ふんどしで乗っていたわけだけど、やはりシートが硬いと痛く感じるかもしれない。あまり六尺をしめて馬に乗ったという絵巻物は見ないから、馬に乗る人々は当時から越中褌が主流だったのかも。
で、僕は超超ロングに鳶シャツ、なかは鯉口シャツで行ったのだが会場にはジーンズ地の超超ロングに白のハイネックトレーナー、地下足袋というそのまんまの格好の職人さん?が家族連れできていた。あっちもこっちを見ていたから、あいつは偽職人だなと思っていたのかもしれない(笑)

夜9時過ぎに以前温泉で話した総身彫りのトラック運転手?(軽ではない小さなトラックに乗っていた)がたずねてきて、バリカンで頭を刈ってくれという。確かに以前、温泉で話した時に僕の家のこと、バリカンのことなどを話たなぁと思いつつ、突然の訪問と申し出にびっくりして、準備をした。ちょっと怒りがあったので遠慮なくパンチパーマの伸びたような頭をバリカンで五厘相当に刈った。でも、刈った髪を流さないとなと仕方が無いのでシャワーとタオルもかした。
「普通はあっただけではたずねてこないでしょう。しかもこんな時間に。」と言ったらこのあたりの床屋も首筋の刺青を見ると刈るのを躊躇するんで・・・と、髪うっとうしくなったし坊主もいいかなと思って。なんか納得のいかないような説明をされて・・・。他にもいろいろいったのでもう来ないような気がする。
帰ってから思ったのだが、僕と同じで人恋しい時があるのかなと。かわいそうだったかなぁ・・・。僕が彼の年齢になったころにはもっとわかることができるのかな。案外、刺青をいいといってくれた初めての地元民?なのかもしれないな。誉めた時はそれはうれしそうな顔をしてたから。岩手の祭には裸祭が結構あるが刺青はお断りらしい。

連日、薄い知り合いの人がたずねてくる。ちょっと対応が難しい。