昼休みに居合刀をふって、へたくそが数だけ振ってるもんだから
鍔がちょっとガタつくようになってきたのでどうしたもんかと考えていて、
一度分解してみるかとなった。
目くぎ(竹)を抜くところから。少し斜めに入っているのでそれを頭の平の細めのものを当てて、軽く叩いて落とすのだが、該当するものがなかったのでシャープペンのノックする部分を当てて、反対側を軽く手でたたきながら抜いた。
そのあと、柄をトントンすると刀身が浮くものだと思ったがそんなことはなくかなりびくともしないので軽く鍔のところをたたきながらかなりの時間かけて引き抜く。
最初に修理したものなのか、あとからなのかはわからなかったが、柄の中の横に木片が張ってあったのでそれのために動かなくなっているのかなとか。
それを引き抜いて縁がね、切羽、鍔、と外して鎺!って思ったがこれがどうしてか抜けきらない。引っかかっているようだが特に問題はないところなので、そのまま元の位置にお戻りになっていただいた。
切羽と鍔を拭いて汚れをある程度落として、スペーサー的に入ってたものがちょっとボロボロになってきていたが、そのまま組みなおすことにした。
刀身の茎を柄に差し入れる。途中でやはり渋くなったのでゆっくりと沈め入れる。最後はちょっと力を込めて入れ込んだ。目くぎを打ち入れてみる。
ちょっと鍔を動かそうとしたが動かないし、少し振ってみたが特に問題はなく、気になっていたのはよくわからないが解決したっぽい。
目くぎがというより刀身が少し柄から外れる位置になっていたか。それが詰まって鍔のがたつきが抑え込まれたと考えるのが自然かな。
ひとまず、作業はできたし、少し刀の部位の名称も復習できたかな。
居合刀は分解しない様にってなってるけれど
これって、逆に分解してみたくなるのを利用しているんじゃないかって思って
分解してみたわけだけど、なんか初めてやることでちょっとドキドキするところもあったりで
なんか楽しかったね。