なんかの文章から−−−

専業主婦の嫁が夕飯が用意できていないことに文句を言ったら出て行った。
中学1年の息子と小学4年生の娘の三人が置いていかれた。

俺は次の日の朝から息子の弁当作りと、朝食、夕飯の用意をすることになった。
最初の一週間は忙しく感じられたが、徐々に要領をわかってきて何とかなった。

残業で遅くなるときには息子に頼んでスーパーの弁当を買って娘と食べておいてもらった。
飲み会とかそういうのは事情をしってかむやみに誘われることはなくなった。
もっとも出張がある職種ではないからやり切れたのだとは思う。

週末は日ごろ出来ない掃除、外出する余裕はないから学校のことなどを娘や息子と話す時間を持った。

すぐに嫁が隅のほうの掃除、いろいろなものの片づけが出来ていないことがわかった。
片付け、掃除をすると家の中はだんだん整然としてきた。

娘も息子もお父さんのご飯のほうが美味しいといってくれるようになった。

2ヶ月が過ぎた頃、嫁から突然電話があった。
謝るなら家に帰るという話だったが、すぐ断った。ごねてきたが断った。
専業主婦なのに、兼業主夫の俺より家事が出来なかったやつを置くのは納得がいかないからだ。
まして出て行っていた40万円の預金を1ヶ月で食いつぶしていたのだから。
なにより、子供も納得してしまっている状況で入れる場所はないと。

専業主婦は兼業より仕事ができて当然と言える時間があるのだが、実際はそうでもないことが多い。
時間の使い方が下手だったり、就職でいないような努力の足りない人が多いからかとも思える。
結婚後の愛とかと言うのはさめるのは早く、特に女性のほうが見限りは早い。
大抵は男性に寄生的になるのが日本の社会だが、
自覚を持っていない生活しないと男のほうが行動に出た場合取り返しが付かないことになると言うこと。
家事が出来る夫の場合は注意したほうが良いと忠告する。
−−−