あさは5時40分に家を出発。定番の沼宮内までの広域農道を走り、そのあと国道281で平庭高原、そこからふるさと林道をはしりまた281で久慈市内をぬけて小袖海岸をとおって国道45にはいっていく。
 久慈以内の津波被害はそれほど目立つものではないように思えたが、当事者にとってはやはり大きな損害だったろう。
 国道45沿いを走って、野田などは津波の爪あとが残っているのがわかった。瓦礫は山にまとめられ、バックホー、ダンプなどが目立つ。普代もそれなりに。
...  鵜の巣断崖にたちよる。三陸沿岸の景勝地は瓦礫が整理されたりした所為かほとんどがそのまま、もしくは逆にきれいになっているようにさえ見える。ここもそうだった。すんだ海の青緑色のそれを見ていると、時間ああっという間にすぎてしまう。
 さて、話は変わるのだがここを見た遊歩道のかえり、ツキノワグマをみた。大人だったのと相手がこちらに気がついていないようだったのでそっと動かず歩き去るのをまった。写真でも撮ればよかったかなと思ったが、ちょっと余裕が無かった。
 そのあと田老。ここも被害をうけている。田老のまちも僕の記憶にある風景とは違うものになっていた。それでも居住地以外の場所は緑が戻っていて、一見何事も無かったかのようになっているところも。人々はそこで生活の基盤を立て直そうといろいろやっているのが見えた。ただ、三王岩にたどり着く道が見つけられなかった。
 宮古市に入って気になったのがたらふく。店は10時半の時点で開いていてそこで中華をいただく。変わらぬ味に思えた。
 浄土が浜あたりから宮古の日立浜あたりは結構様子が変わっていた。市役所などから見た動画が震災直後に流れていたがなんとなくその感じがわかるようだった
 そこから盛岡に。嫁さんとランチ。ヴァンダンジュという店だったが、残念ながらあまりお勧めしたいと思う感じではなかった。なによりも値段終わりに見た目にうれしさを感じない。嫁さんと二人のランチだが、娘の話とかになってしまいがち。
 嫁と別れて小岩井方面を走る。雲が多くなってきていたが一本桜のあたりは菜の花の黄色い花で埋め尽くされていてきれいだった。
 そこから柳沢をぬけて焼走りにあがり、八幡平アスピーテを上り、樹海ラインを走って家に帰ってきた。
 岩手はボンネットトラックが結構まだ走っていて宮古周辺で結構見れたのがなんかうれしかったのと、すれ違うライダーが手を上げるのに皆が応えてくれたのがなんかよかった。
 三陸現地の食堂や売店で利用するにはちょっと早い時間帯だだったが、機会があれば覗きこんでおいしいもの探しもしたいなと。

 家に帰り、むすめとしばらく外で遊ぶ。娘との記念撮影とかも(笑)その後シャボン玉で遊んでいたのだが吹きながらなんかとまったなあっとおもったらどうやら眠いらしい。声かけると自分でもそうおもったのだろう、家に入るというので家に。シャワーを浴びて夕飯。嫁の作ったアボカドサラダがおいしかった。お昼のよりずっと。
 むすめが9時前に寝たのだが、すると急に自分も眠くなって寝た。