朝は普通どおりに起きる。納豆でご飯を食べて土砂降りなのでゴミ出しもする。
職場にいって、昨日のトラブルの解消法についてある程度話をするが、相手が返答をしてこない限りは進展が無いので待ち。

社長、部門長の新製品開発企画会議というのがあって、その中にヒアリングというのがあるのだが、それは開発はこういう方向に進めますよというのを示すものである。実質事業の将来像を決めることでもあるのだが、営業側が描いているものとは差があり、うちの事業部のへんなところでもあるのだが、必要以上に営業が力を持っている。かといって何か新しいことを考えているわけではなく、技術が無いからとかいうだけで具体的な対応策とかを描けているわけではない。

一方、事業企画をするという部門もない。営業のとってきた仕事にあわせるだけのスタイルでやってきたので独自性とかそういうものが無いのでかりに企画をしてもすぐに結果には結ばないので、即応性を求める上位職にはいつまでも提案できないのでいい方向には進まない。

今回、僕は開発テーマとしてどういうものをやっていったらよいかという化合物面だけから説明してきたが、どうやらそういうものではなく、事業の将来像らしきものまで作る必要があるらしい。

マーケティング情報の乏しい中でそれを短期間に作るといわれても困るのでそのあたりは上位職の人たちが何かに基づいてやってきた事業運営を示してもらいたいのだが、そういうものは無い。思い込みを資料にしたもののみ。

また、何かを資料にしようとするとそれぞれが何かしらの考えを持っているようでそれではだめだというが、どこが駄目なのかどうして行きたいのかを聞いても論理性には乏しい。なので相談相手が居ないというのが正直なところ。
仮に、自分が資料をまとめても他人から見たら自分勝手にまとめたといわれるだろうし、結局は資料作成という単純なものでもなかなか前に進まない。

そんな状態なので技術的に入り込んだところに手が付けられない。抗体医薬とかペプチドとかの情報収集をもっとしたいのだがその前段階が認められないと動きが取りづらい。

僕としては:
1)事業を存続させるという観点からまずはニーズをみて、それはいったいどういうものかを示し、その中で欠けているもの、強化すべきものなどを示す。
2)保持技術としてこういうものがあり、少しは強みなのでそこを活かすことができるセグメントはここです。
3)開発としてはこういうセグメントにこういう製品を送り込むという考えを基に仕事を進めていきます。
というごくシンプルな説明で行きたいのだが事は足りるだろうか。

ニーズと開発セグメントとのすり合わせは難がありそうだなぁ。

能力がない、知識も無い俺みたいなのがこういう仕事をやるのには限界を強く感じる。職業同一性障害っていう感じ。

悪あがき的に生産財マーケティングの本などを横に置いて考えてみたりしていた。

お昼はインド案件の不手際処理でちょっと遅くなりそうだったのでお菓子を買出しに行って、ついでに振込みを済ませ家にちょっと寄った。やっぱりほっとする空間。

その後職場に戻り、いろいろ考えるが、仕事というよりもネットサーフィンみたいになってしまう。答えは落ちていないのだが探してしまう。