出張から帰ってきて直行。
体育館に入って道着に着替え、垂と胴をつけて準備運動。最近、身体が硬いので念入りに柔軟体操。軽く素振りをした。
先生が見てくれるというので面うち、小手面などをじっくり教わる。構えの位置の微調整から、打突の手首の使い方などをじっくり教えてもらった。そのあと、小学生たちに合流して稽古。面、小手面など基本稽古。そのあと打ち込み、掛かり稽古、地稽古となる。
相変わらず、掛かり稽古で打つのが下手だ。先生が開けてくれているところに上手く打ちにいけないし、これって、試合とかでも相手の隙をつけないということを意味しているのではと思う。まだまだなのだなぁ。しかも先生には押されっぱなしで攻めていけない自分がいたし。こん畜生、と思ったけれど、息は上がっているし、相手を打つ動きが取れない。なんとも情けない。
次に小学生たちの試合稽古の審判をさせられたが、試合のやり方をよくわかっていないので一本がどういうとき入っているのか判らない。なので声が出ていて、きれいに入った音がして、しかも残心が取れているものと思って取ったが、小学生たちは不満そうだったので上手くないのだろう。申し訳ないとは思うが、僕なりに公平な判断基準なので。

最後に地稽古にもう一度入る。面を自分のタイミングだけではなく、先に入るとか相手のタイミングにあわせるとか、相手の入ってくる気配を感じて先に打つとかそういうのを気をつけて打った。面をまっすぐ打つことだけを考えてやる。自分では今やれる範囲ではなかなかいい感じだったと思う。

全体に今日は身体がいい感じで動けた。腰はついていけたし、右足はあまり上げずに打てたし。

稽古が終わって、汗びっしょり。面を取ったときの気持ち良さ。そういうのを感じる季節になった。