朝はいつもの日曜日より少し早く目が覚めました。5時半。
緊張していたのかもしれませんが、どちらかというとトイレに起きた。(笑)
そのまま、支度を始めた。というか、忘れ物がないように確かめた。手拭いは新潟の染物職人にいただいたものを今日使うことにした。

会場に早めに行っておこうと思っていったのだが、会場が開くのが結構集合時間ギリギリで少しやきもきしたが、着替えとかも特に問題なく済ませることが出来た。受付を済ませる頃に剣友会の師匠が、そしてもう一人同じ剣友会で審査を受ける中学生のお父さんで、且つ剣友会の先生が来ていた。

まずは準備体操などが始まった。
床は杉の何も上薬が塗られていないもので、少しすべる。まずは切り返しを10人ずつ5組になってやった。年の若い順で、66人の受験者で僕は65番。年上から2番目ということ。ひとまず、相手が切り返し。ゆっくりやるが、切り返しの竹刀が僕の面に届いていない。届いていないというか、上を打っているだけ。

僕の番。丁寧にやろうとゆっくりと大きく、声も大きく出してやった。周りの組より遅くなったが、しっかりできたとおもった。

次に、ちょっとした地稽古みたいな奴。一人目は構えてすぐに打ってくるという忙しいひと。しかもその打つ姿勢がよくない。彼に合わせていてもよくないなぁと、ちゃんと間合いを計り正確にまっすぐ面に行った。3,4本面をまっすぐ、そして残心をとってやった。
二人目は僕よりも年上。さっきの人よりも幾分落ち着いているが、遠間から打ってくる。小手をひとつと、面を3本打った。決まらないが、よい感じで打てた。

師匠は66人の中で一番よかったですとほめてくださった。また、もう一人の先生も審査員がうなずいていたという。自分でも、今できることができたと思うのでよかった。

ここで、合否がでて、実技では合格していた。

そのあと、形。僕は仕太刀となった。
形の番になって、ビビリながらもメリハリつけてやった。でも、緊張していたのであんまりよく覚えていない。相手もゆっくりやる人だったのでやりやすかった。

結果、こちらも問題なく合格。

早く終わったので、剣友会の稽古に顔をだして、合格しましたと一応報告。
次は初段ですねといわれた。
同行していた先生には2段までは今日ので十分合格できるでしょうとおだてられた。
調子に乗って稽古をがんばろうと思う。

ということで、ひとまず剣道やっている人になった感じ。

もらった手拭いはやっぱり勝ち虫だけにあやかれた。

結局合格率は65.2%だった。