月曜日はいつもより40分早く家を出る。午前中の会議の為だ。高砂始発の列車に乗って日本橋まで。そこからファミリーマートによって会社に。職場にはすでに二人着ていた。僕は席についてパソコンで仕事を始める。
とくに何にもない会議だったが、僕は理由も無くいらついていた。
家に帰って、布団に横になってると、いつの間にか寝たようなのだが、そこで金縛りにあった。まだおきている嫁に手の先だけを動かして合図したら気がついて起してくれた。
ちょっとしたホラー劇場だったと嫁は言う。僕は太くて大きな腕に押さえつけられている夢だったのだが、嫁が見えても、その手の気配は残っていた。