そこそこにガスがかかっていたのだけれど、BAJAにガソリンを入れて出発。その時間が8時半。

 まずは樹海ラインを上がる。いつもの散歩ならばアスピーテから上って樹海ラインを降りるのだが、逆向きで走る。松川温泉までの道、前を行く車がよく知った人っぽい。で、峡雲荘に入っていったので声を掛ける。仕事だというのでちょっと話をして立ち去る。

 樹海ラインを上がるのもなかなか気持ちいい。涼風の滝の上部が見えるのもこっち側からだけなので新鮮な感じを受けた。

 藤七温泉まで朝のひんやりした空気を受けながら色濃い緑をみて走る。気持ち、気分がいい。藤七温泉彩雲荘に入浴。バイクを乗り入れたとき、ちょっと番頭?に変な顔をされたが深い意味は考えず入浴したが、接客業としては少しでも変な思いをさせたのだから失格。
 お湯はいつもの通り、樹海ラインから丸見えの露天風呂に。ただ、めちゃくちゃお湯が熱かったのでちょっとだけ浸かって後は内風呂に。掛け流しだからね、温度管理は難しいんだろうね。混浴露天風呂も内風呂も俺一人!。白色沈殿物のある一般的な硫黄泉。入湯料も600円となってました。

 樹海ラインを上りきり、秋田側にアスピーテラインを下る。人も車も限りなく少なく、自分のペースで時々速度を落としたりして走る。ふけの湯の小道に入る。途中でバスとすれ違うが、急ブレーキを掛けられてこっちも驚く。確かにタイトなコーナーでのバスの旋回はこっちを確認し辛いので一応ごめんよと手を上げてすれ違うふけの湯は露天風呂が男女別・混浴と3つあるが入っているのは俺一人。ちょっと温めの灰色っぽい沈殿物のある温泉。その沈殿物が泥湯の感じがしないでもない。入湯料500円。

 アスピーテラインを下って、田沢湖方面に進む。赤川・澄川温泉が水蒸気爆発で崩れてから復旧はしないんだなぁとおもった。いい感じだったがなぁ。

 玉川温泉に近づくがちょっと以前より外での宿泊者が減ったような気がした。新玉川温泉に。ここにもpH1.2という、強酸性の温泉が引いてあり、平日ということもあって人がいつもよりかなり少なかった。といっても、中にはいっている人たちはみんな年寄り。パンチパーマの50くらいの親父が水をバシャバシャさせていたて、年寄りがそこを空けて窮屈そうに入っていた。なので、立ち上がって、横に行って黙ってちょっとそっちを睨んで、その後にこっと笑ってすぐ横から湯舟にはいった。
 酸性温泉でその強さが髭とか頭髪を剃ったあとにしみる。温いのだが、長くはいっているとそのほかのところとか、男の大事なところとかにもしみてくる(笑)この新玉川温泉の接客は交換できる。帰っていく客、迎える客に外でお辞儀をする人が交代でついていて、バイクで寅壱の作業服姿の人にも丁寧にありがとうございましたと挨拶をする。高級温泉宿でも少ないが、なんとなく隙が無いのでこれはしばらく安泰だなぁとおもった。ちょっと濁りがあるような無いような温泉。浴室の木の茶色い色彩からかもしれないがすこし茶色かかっているのかもしれない。入湯料600円。

 新鳩の湯によってみるが、改修?工事とかでやっていないといわれた。つり橋を渡るのだがどうやったら揺らさず渡れるかがわからなかった。すり足でも駄目だったなぁ。

 次に田沢湖に行ってちょっと休む。その後、乳頭温泉郷に。水沢温泉郷でも良かったけれど、久しく行っていない大釜温泉旅館に。鶴の湯、妙の湯はまあ雰囲気重視になってきているから選外に。孫六・黒湯もいいんだけよね。蟹場も捨てがたかったが今回は大釜温泉にした。依然いったときよりも改装されていて混浴じゃなくなっていたりいろいろ。お湯は熱かった。僕が入ると同時に出て行くおじいちゃんに熱くて大変だよと。確かに熱かった。一番奥の小さな露天風呂だけ水をたくさん入れてちょっと熱め位になってはいった。だれ〜もいない露天風呂温泉も気持ちいい。ちょっと落ち葉とかが入っていて掃除は?とおもった。ちょっと茶色が買ったにごり温泉。入湯料500円。

 仙岩峠をぬけて岩手に戻る。途中、仙岩峠の茶屋で「おでん」。煮れ過ぎたのサービスするけれどというので喜んで分けてもらう。卵とか・・・。ここのおでん、すごく効くワガラシと一緒に食べる。いつもの通り美味しい。ほかのメニューにもちょっと興味があったけれど辞めた。

 道の駅雫石で雫石牛ハンバーグ。レトルトになったハンバーグを温めただけだろうけれど、なかなか美味しい。900円以下だし。

 おなかもいっぱい、温泉もいっぱいだったので、網張温泉はパスして家に帰る。家でちょっと横になってたら夜中になってしまった。やっとのこと布団に入って朝。12時間近く浅い眠りながらも寝ていたことになる。