昨日の晩から、仕事上での立場や、親からのいらない押し付けなどにたいして、これでもまだおとなしく言うことを利いている自分と内面の自分のバランスが崩れはじめたのだろう。そこから逃げてみたいと思う気持ちが強くなった。しかしそれは振り切れるものではないが何とかしたら解決するのではないだろうかと考えたりした。
朝起きてみると天気はまずまず。庭の雑草にためしでラウンドアップという除草剤を刷毛塗りしてみる。これでかれてくれれば、スギナにも有効な農薬が使えることがわかる。
そのあと、K1200Sにのり、国道を南にそして焼走り、上坊、安比を走る。カラマツの若々しく噴出した緑色の芽の色鮮やかな様に芽が清涼飲料水のように感じられた。焼走りあたりでは法廷速度などまったく無視したようなスピードになり、安比のころには暴走車両となっていた。
振り切りたいものはそれでも離れず、3速9000rpmでも4速8500rpmでも動かなかった。頭の中にはしっかりと残り、ほかのが消えてもそれは残った。メーターを見る余裕がある状態では無理だったかなど考えた。

仕事は忙しいうちに終わったのだが、周りは何の意味も無い仕事と言われている。まあ、言わせておけばと思うのだが、お前らの対応が常に遅いからだなど言ったものでは敵を作るだけなので難しい。でも、そろそろ限界になるだろうから言ってやろうと思っている。彼らは感覚で文句を言ってくるのだから、始末に悪いのだが(笑)

仕事が終わって、自分の携帯を見た。メールの着信があった。みると長野のバイク仲間が、仕事中なのか軽トラでの事故でなくなったという。しばらくメールの文面を読み直しして確認した。メールの着信は19時だったが見たのが20時過ぎ。それでもと返信だけしようとおもった。ただ、言葉を考えるのだが、どれもうそ臭い自分を美化しそうな変な文面ばかり浮んだので短文で済ませることにした。

朝の暴走が少し、残念な行為に思えた。せめて振り切るのではなく、追うという立場で。