実家にいるから、朝は雑煮だった。だしはカツオとイリコ出汁の「もと」をつかったそうです。面倒なのでこれが一番だそう。確かに朝ぱっと作るのは面倒だよねえ・・。

具は油揚げ、大根、にんじんを細切りにして軽く湯通し。それに鳥肉を適度に入れて醤油で味を調えます。うちは東北にしては薄口(塩味)です。というか関東でも薄口の部類。それについた餅を一口より、ちょっと大きいくらいに手切りしたものを一人当たり2,3つ分一緒にちょっと煮て椀によそります。椀によそったらその上に醤油いくらを大匙二杯くらい。ミツバをちょっと乗せて出来上がり。どこ風のものかはわかりませんが毎年多少の変化はあれどもずーっとこんな感じ。

隣には数の子と黒豆の煮た物、季節の漬物などが並びました。

雑煮を食べてから暇をもてあました自分と妹と父親が外出。若柳のほうに。特に目的地はなかった。田んぼには白鳥がたくさん見えた。伊豆沼とかそういうのが近い所為もあるだろう。もっとも、花泉なんかでも結構見れる。ただ、ガン・カモ類はあまり見られない気がする。そんなこんなで、沢辺駅のそばに出る。それほど待たないうちにくりはら田園鉄道がやってきた。上りも下りも。ちょっとうれしかったがこういうときデジカメを持ってないし・・。そのまま家に戻る。

朝のいくら、例年雑煮だけだとあまるのでお昼に腹子飯。軽く醤油などで味付けご飯を炊き、それに今年は紅鮭のいいのをもらってあったそうでそれを焼いたのを解して混ぜご飯を作り、その上にあまったいくらをオタマでかけて終わり。お昼は贅沢しました。

夜は質素な感じでホタテとかぼちゃと鶏肉のフライなどで。僕はキャベツの千切りをムシャムシャ食べた。