事業部の年次計画でうちの課から一人本社営業に転勤になるようだ。それが俺だったらとおもったが、課員みな同じように考えているようだ。俺の場合、家は建てたばかりだし、独り者なので家を空けることになるのはつらいなぁ。妻子ある人は単身赴任という形で経済的にも有利に異動できるが、僕の場合は単身赴任手当てもなくローン返済と社宅との二重生活が余儀なくされる。うちの営業の場合、結構な専門知識が必要であり、もちろん海外出張もあるわけで・・・。上司がなんとなくそういう素振りを見せるとドキッとする。仕事の最中珍しく話し掛けてきて、俺の家のことについてどうのこうの話した。3月末の移動ならば2月はじめには話が出るのだろう。
マックホルツ彗星を双眼鏡で見た。雪雲が一時晴れてすばらしい星空が覗いた。車庫に車を入れてふと見上げた時に見つけた。彗星はぼんやりとして少し尾っぽがあるようにも見えて。肉眼で見つけるのは少し難しいかもしれない。百武彗星やヘールボップ彗星ほどではないにしろ見えるのは楽しい。そこからSFチックな空想も膨らむ。謎の病原菌とか天変地異とか・・・。あまりいい方向に話がすすまないな(笑)
その後しばらくして雪が降り始める。
他に出来事は無かったな。