朝早く起きるのはこのところずっとなのだけれども、書斎より外を見て、その岩手山のは迫力に驚いた。近くに見えるほど澄明なその空気は昨日までの雨のおかげか。
996に乗ろうと思った。先日会社で岩手県初ラーメン博物館出店というラーメン屋があるという。その名前がわからない・・・ということで僕は「らーめんの千草では?」と返答。その通りだったらしい。
初めてバイクでの遠出に出かけたのは久慈だった。コーナーではびくびくしながら平庭をあがり、降り、久慈渓流の新緑にバイクって良いなあと思ったのだった。
いつも通っていた喫茶店にきているラーメン店主に久慈の千草がいいと紹介されていて、久慈駅前の商店街を探して食べた。鳥のみのラーメン。本当に美味しく感じた。あぷらが浮いているが決してしつこくなく、しょっぱいわけでもない。学生時代にネギ味噌とか塩分と辛味でごまかせるようなラーメンばかり食べてきた自分には新鮮だった。なんとなく、ああ東北らしい味だなと。
その店に3年ぶりくらいで行ってきた。鳥も、麺も相変わらず、強いていえば二代目が少し老けたかな(笑)
葛巻はまだ桜がまばらだったが、久慈渓流は崖にさく山桜が本当にきれいに見えた。白バイやパトカーなども数出ていたがスピードを出す気にもなれず怖くも無かった(笑)
そのあとは、大野村の道の駅で搗きたてという草餅をひとつ買って食べた。蓬の香りがして、適度に甘く、美味しかった。
軽米、二戸、一戸、岩手町と素直に国道4号線をとぼとぼと帰って来た。一戸奥中山ではクレムリのソフトクリームは食べた。
夜は町内会の総会があり、決算収支の説明の後懇親会となった。僕のような新参者は興味の対象になるだろうと思っていたがやはり。でも、みなさんが思ったよりも平館を良くしていこうと考えていること、そして、家から見える岩手山を大事にしていること。
どこかで僕も似たものだなとおもった。
六尺ふんどしの効果があってか、腰痛はそれほどではなかった。しかしながら、背中が痛い。どうやら久しぶりの前傾姿勢に筋肉痛になったようだ。弱るのは早い。超超ロングの中に、ジャージを着込んでいったが、いらないくらいの暖かさ。
あさ、真っ白だった岩手山山頂部は帰ってくると鷲形はすでに過ぎ、あっという間に春の岩手山になっていた。