よく食べた日

朝は通常どおりおきた。日立のサービスマンが冷蔵庫の補修整備をするということ、ダスキンのおばちゃんがモップ類の交換に来るということでそれを待った。そしたら二人同時にきてあたふたとしながら対応。難なく終わりバイクのたびの仕度に。

午前中は風が強く安比から田山に向かいキノコラーメンでも食べようかと思ったがやめた。会社によって液クロ分析3本セットしてすぐに去った。その後、近くの県民の森でいつもの春の行事、水芭蕉を観察。そのあと、昼食と朝飯を足した分、お腹が減って「こかげ」で贅沢な昼食。トンロース生姜焼きとうどんスピリ。これがまた美味かった。近くをぐるぐる回っていったん家に帰って来た。

ピアノでスケルツォを真面目にさらって、部屋の掃除や洗濯物などをした。練習の基本だと思うことなんだけど忘れてしまっていた。ピアノってちゃんと一音一音確認するように弾いていくと指がその場所に動くようになるんだよね。譜読みとかってそういえばこうやっていたなと思い出したりした。

夕方、西の天頂近くに一番星が見える頃、バイク支度をまたして滝沢の「ポワソン」に向かった。ネットで調べているとオムライスのサービスメニューがあるということだったから。西濃運輸のトラックの後ろについてしまい、前は見えず。その分両サイドを見なければとスタンディングのままわき見運転をする。
左手に夜色と夕日の赤ににじみ染まった姫神山。無機質に光る一番星。右手に白い雪が濃紺色に染められてきていた岩手山
特に何も考えずきれいだなと。そこに何か思いを込めようとか物事を書き加え様なんていう必要は無かった。
知り合いのいなくなった県立大学はただ、お化け屋敷のようにも見え、活気の無いスペースに感じられた。「ポワソン」について店内に入るが客は僕のほかにいなかった。オムライス&照り焼きハンバーグというのを頼んだ。赤いチキンライスが香辛料が控えめのハンバーグと全体に味が濃いような気もするが、なんとも美味しく食べた。

帰り道、日戸に茅葺き屋根の家があるというのでそれを見に遠回りをした。夜色ににじみ融けきった岩手山の雪はすでに夕日色の残る空にシルエットとして単色の存在になっていた。
茅葺き屋根は角々にトタンがうたれ、少しかわいそうに見えた。

バイク、乗ってばかりでぜんぜん整備も洗浄もしてないなぁ。そろそろ。

寅壱鳶装束も幾分2stオイルの跳ねが目立つようになってきた。すっかりバイクウェアなのだ。