月が明るい

パソコンを打つ部屋の窓からちょうど満月のような月が見える。少しだけなにか普段とは違う感じがする。
評定が低かったことがあとをひいている。僕は駄目なんだと。もともと、それほど自分に自信があるわけではなく、周りをみてうろうろと生きている自分なのだ。どうして、こういう人間なんだろうと常日頃から思う。現実逃避に走る自分をどうやって止めたら良いのか。ますます、仕事から離れていく自分。これからの恐怖心も募り、不安である。久しぶりに安定剤の世話になるが眠れない。

弱い自分だから外観に虚勢を張るのかもしれない。高所で作業する鳶職の格好をしたり、自衛隊様の迷彩服を着てみたり。ただただ、自分の弱さを見せているだけのような気がする。こんな格好をしたからといってその人たちのように成れるわけではない。鳶装束や迷彩服が好きなのはそのためではないのだけれど。