肩がこる。

一つ上の先輩が昇進試験。俺は来年まわって来そうにないので少し落ち込み加減。別に手抜きで仕事しているわけではないけれど。それでもいい差と思いながらもすこし嫌な気もする。成果主義というものが取り入れられてくると、制限された範囲の中でしか出来ない研究者は少しつらい。というわけで愚痴が少しでたが、人に好かれるタイプでもないのでその点でも出世は望めない。とは思ってるんだけどね。収入が違うのはやっぱり大きい。老後の退職金・年金にだってかかわってくるのだ。

朝方、汗臭い夢を見て目がさめた。自分がなぜか真剣に剣道をやっているのだ。面の中で息が上がり、呼吸が苦しい。それほど巧い訳でも有段者でもなかった自分が連続でかかり稽古、あいてはかなり巧い人だった。それほど僕の中で記憶に残るものが無かったはずの剣道だけれど、激しく動きたい自分が夢をみさせたのだろうか。学生の頃「臭い」といわれながらも平気で打ち込める剣道部員達がうらやましく思っていたこともあった。今思えば自分のような坊主頭はそういうスポーツに最適だったなと余計なことを目がさめてからあらためて思った。床の間に飾ってある面を見て、この日記を書いている。3,4回しか使っていないというもらい物の防具。もらったはいいが僕がつかったことは一度しかない。