雪祭りが始まった。

小岩井で雪祭りが始まった。自衛隊員とか民間ボランティアの人たちが作ったものがみられる。そのためか昨日の夜、盛岡から帰る途中、小岩井方面からの車が普段よりかなり多かった。

宝介でラーメンを食べて、人の少ないかみの湯にいき、そこから盛岡までだらだらと。疲れがあるのか14時くらいは本当に眠かった。
温泉では全身に刺青の入った人がすでにサウナにいたらしい。ゆっくり風呂につかり、外の露天風呂ですこしさまし、また泡の出ている風呂に使ったりした。僕が身体を洗っていると、その人も水をかぶりに出てきた。七分というのかどんぶりというのか忘れたが胸からうで、脚にも入っていた。50才くらいの人でヤクザ屋さんなのかどうかは顔ではわからなかった。自分が風呂から上がるとその人も遅れて出てきた。
連れに急に言われた温泉行きだったので六尺を締めていたのでこういう時は面倒だなと思いながら下手くさく締めているとその人も、幾分こちらに気を使ったのか反対側に荷物を持っていって服を着始めた。どうしても、怖い人だったら嫌だなとびくつきながらなので気になってしまいちらちらと見てしまった。

「若いのにふんどしかい?」とすこし安代訛り?の言葉で話し掛けてきた。おどおどしながら「いや、今日はたまたまで・・・」と鳶装束をそそくさと着る。そのばを早くはなれようとして出口側をみると、その人も六尺を締めているところだった。くるくるっと布を回しながら締めていく様は熟練の技?のようだった。「おれはヤクザじゃねえよ。安心しろ(笑)。祭とか好きで東京にいた時に入れたんだ」と逃げようとする僕を話を聴いていけといわんばかりに次々と話し始めた。六尺ふんどしをしめおわるとパンと自分のはらをたたいた。他に誰もいなかったので座って聴いた。じっくりと腕に入っていた彫り物を見せてもらったりした。刺青を入れると肝臓が悪くなるというのも聴いた。汗をかけないのでサウナとかが気持ちいいのだとか。ちかくのなんとか建設会社に勤めているといっていた。実は僕はこのように刺青を入れている人に掴まり癖があるようで今までにも数回、洗い場で隣りに座られ「刺青は入れるなよ」とかどうしてなのか言われるのだった。なんとなく、聞いてくれそうな人間に見えるのだろうか。

更衣室から出て温泉のロビーで先に休んでいるとその人はちょっとだけ首を下げて先に出て行った。在り来たりのシャツにスラックス、上着を羽織っているよくいる出稼ぎ帰りの人の様相がそこに被った。服を着ていると、そういう人にはまったく見えなかった。
普通の入浴施設には「刺青の方お断り」とあるのだが、ここには見当たらなかった。

このはなし、連れにはまったく教えていない。不安がるのだ。僕が入れそうだから(笑)


久しぶりにバイクのカタログ本を見たが欲しいと思うのが600ccクラスのレーサー?というくらい。ヤマハから出るというチビッカーの50は面白そうだなと思った。

髭と髪が少し伸びてきた。今日の夜は剃髪かな。